足の裏についた米粒の徒然な草~雌伏編

中小企業診断士の🥚です。孵化を目指し奮闘中です。

登録証がキター!

先日ご報告しましたが、中小企業庁ホームページに11月1日に中小企業診断士に登録されました。ただ登録証は届かず…。
なんか実感もわかなかったんですが、ようやく自宅に22日に簡易書留で届きました。そして今日現物を確認しました。
それにしても登録証が届くまで結構日数がかかるんだなぁと…。

さて中身ですが、カードの登録証申請・届出の手引きが入っていました。
カードは健康保険証サイズですね。おそらく携行する必要はないと思うんですが(笑)

登録日が11月1日と表示されています。これから5年間、次回更新までに実務従事ポイントや理論更新研修を受けたり、頑張らないといけないですね。

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東京都中小企業診断士協会に加入したので、東京協会からバッジ、手帳、名刺台紙も届いでいました。

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副業することにしましたが、その条件は会社の顧客については一切受託できず、会社のルートも使ってはダメなので、いただいた台紙で名刺を作ろうと思います。

研究会にも参加をはじめました。
少しずつ前進している感じですかね。まだまだ勉強途上です😄

 

ヒトが足りなくなる時代

いま人手不足という話題が出てきます。働き手の意識や2024年問題といった法規制等もありますが、どうやら構造的な問題も頭に入れておく必要がありそうです。


今年春先にリクルートワークス研究所が『未来予測2040年』を公表しました。

とてもセンセーショナルな内容で、2030年に341万人、2040年には1100万人の労働者不足。年々深刻化する試算が示されています。

ちなみに1100万人は近畿地方の就業者が消滅する規模感のようです。このままいけば慢性的な労働者不足が生じることになります。

働き手の人口はクローンのように突如現れるわけなく、ある程度過去から規定されているわけですからあたり前なのかもしれません。

私自身このレポートをみたとき生産性が総じて低い中小企業は大変なことになるなぁと感じたものです。

このレポートでは、徹底した機械化・自動化、仕事のムダ排除などを案内していました。

人を宝として人財という表現を使う会社も増えていますが、人手を使う仕事はより付加価値の高いものにシフトしていく必要があるということですね。

働き手自身もリスキリングが必要と言われる由縁かもしれません。

企業の財務をみるとき収益性や安全性をみますが、これからは会社の持続可能かを組織分析することもより大事になるかもしれません。

人手の確保がスムーズにできないことを前提として何をすべきか提言するようなことができるように、精進したいものです。

働きがいを探す

診断士の勉強で、部下などに対する社会的影響力として①強制勢力、②報酬勢力、③正当勢力、④専門勢力、⑤準拠勢力の5つがあることを学びました

年齢を重ね、異動した今、どれもないキャリアになったなぁーなんて考えたりしています。
ずいぶん前からシニア層の活用とか言われていますが、いまの自分に敷衍すると、干されたと感じると、きっとやりがいを失ってしまうのだろうなぁと思ったりします。
『若いときにシニアに対しもっと仕事しろよ』なんて思ったりしていました。
いま思うとシニアの内面を理解できていなかったんだなぁと恥じ入るばかりです。
そう考えると、事業承継後の社長の気持ちはこれ以上かもしれません。 

大きい会社にはシニアの溜まり場みたいな職場もありますが、これから働き手不足が見込まれています。
人材活用の観点では、専門性を活かしたり、後進の教育など準拠勢力を喚起させたりする人事をしないと、シニアは能力は発揮してくれないんだろうと思います。
彼らもお荷物になることは望んでいませんからね。
シニア自身もリスキリングで様々なスキルを身につけることが必要ですね。

私の方と言えば、このほど会社に副業の申請をしました。
診断士として、実践してスキルを磨いていこうという目的です。
専門勢力を確保し、これからの働きがいを探していかなければと言い聞かせています。

 

診断士に登録されました!

本日(11月1日)付けで中小企業診断士に登録となりました。

申請から約2ヵ月。
待ちに待ったというか、ようやくという感じではありますが、士業としての一歩を踏み出します。少し嬉しさ半面、ここからがスタートという気持ちです。

東京都中小企業診断士協会は城西支部に加入しようと思っており、明日入会申込書を送付しようかと思っています。

いろいろと手続きを進めつつ、会社にも副業申請を行い、実地経験を通じて「実践力」を確保していきたいと思っていますし、研究会などにも参加し、どんどんサードプレイスを探していこうと思います。

まだまだ「たまご」ですが、早く「ひよこ」となり、そして一人前の診断士になれるように精進したいです。

(後日)
登録証等、実物はまだ確認していないので送付物が届いたら、画像などアップしますね。

二次試験後の過ごし方

今日は、中小企業診断士試験の二次試験ですね。
本当にこの日を目指して頑張ってこられた受験生には、如何なく力を発揮し合格を勝ち取ってもらいたいと思います。

私も昨年この試験を受験しましたが、事例Ⅳ(財務)で大失敗し、足切り不合格を覚悟しました。
事例Ⅰ~Ⅲはそこそこできた感覚はあったので、その再現答案だけは次年度に役立つだろうと思い書き残しておきましたが、受験校が実施する合格速報などは全く見ずじまい。

多年度受験されている方に比べると甘ちゃんかもしれませんが、その日まで合格を目指して朝早くから勉強、会社から帰ってきて勉強、スキマ時間も勉強と、勉強に明け暮れる毎日だったので、その不甲斐なさに燃え尽き症候群みたいな感じに陥ってしまいました。

その頃は自分を言い聞かせるように
「自分のスキルが低かった結果だから仕方ない」
「来年度(今年ですね)の二次試験は合格するぞ」と念じつつ、
しばらくの間は忘れることを決め込み、飲み会、この間できなかった家族サービス、現実逃避の小説の読書などに明け暮れる毎日を送っていました。正月も寝正月でしたね。

二次試験の合格発表の日、いい加減、現実を直視しようとホームページを見ると、そこには不合格を確信していたはずの自分の受験番号が記載されている・・・

不合格を確信していたので口述試験の日はゴルフを入れていたので慌ててキャンセルをし、そこからは口述試験対策のために、慌てて二次試験の問題を思い出すことが必要な状況になってしまいました。
試験は点数調整が行われていたんだと思いますが、大逆転みたいなことが生じることもあると思います。

二次試験後はあまり自堕落にならずに生活することをお勧めします。

 

ヒヨドリ孵化して天命を待つ

一年少し前のお話です。

ヒヨドリが現れた

1匹の小鳥が自宅前の電線やベランダに頻繁にあらわれるようになりました。鳥の図鑑で調べてみると、その小鳥の名は『ヒヨドリ

やがて口に枝の切れ端や紐などを咥えてくるようになり、わが家での巣作りがスタートしました。

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ちょうど試験勉強をしている時期。小鳥が巣を作るのは縁起がいいともいうし、試験に向けて縁起担ぎにはもってこいです。


ヒヨドリが巣を作ると、縁起が良くなるのか?

インターネットで調べてみると、その情報を明言できる情報はありませんでしたが、

  1. 鳥は人の出入りが多いところに巣を作るので繁栄の象徴である
  2. 子供をたくさん産むので子孫繁栄の象徴である
  3. 安全な場所を選んで巣を作るので安全の象徴である

とあるじゃないですかー。

自分が信じていることを裏付ける情報だけを探し、不都合な情報を無視する傾向を『確証バイアス』といいますが、まさにそういう状態ですね(笑)

巣ができあがるとヒヨドリがタマゴを産み、巣ごもりもスタートしました。

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ヒナが生まれたようです。親鳥がエサをとってきてはヒナに与える姿も見られるようにもなりました。

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試験前日の朝。その前日までいた巣は空っぽに…。

『これどういうこと? 不幸の予兆?』とか、とにかく焦ってしまいましたが、結果的に試験は無事にパスし、ヒヨドリが幸運をもたらしてくれたようです。

 

今年は暑かったせいか再来はありませんでしたが、自分が信じた行動をして、天命を待つばかりですね。

中小企業診断士試験 私の勉強法

少しでも参考になればという思いで、この時期の診断士二次試験の「私の勉強法」を紹介します。

中小企業診断士試験では、「設問解釈・構成」に50分、「答案記入」に30分の時間を配分するようにしていました。
試験の与件文は、解答に使う要素が順序立てて書いてある訳でなく、わざと散らかして書いてあります。このため、私は設問と与件文の解答要素をマーカーの色で対応させるスタイルで臨みました。

大まかな流れとしては

  1. 試験開始後、まず白紙を切り出し
  2. 最初と最後の段落を読む
  3. 設問解釈をし、解答順番を決める
  4. 1回目の通読で強み、弱みを特定し丸付け、キーワード補記
  5. 2回目に設問と与件文を対応付け
  6. 構成、下書き
  7. 答案記入 という形となります。

やり方は人それぞれ違うと思いますが、大事なのは試験特有の緊張の中でも自分のスタイルが崩れないようにすることだと思います。最初に決めた解答順番等も臨機応変に変えることが必要です。こだわり過ぎると時間をいたずらに浪費するためです。時間管理が重要なのです。

この時期の僕は、B5白紙への下書きを念頭に、一行の文字数がどの程度となるか確認したり、過去問等で先ほどのスタイル定着に力を入れつつ、事例Ⅱ、Ⅲはある意味パターン化されている部分があるので、それを頭にたたき込み、事例Ⅰはキーワードのメリデメがすぐに想起できる状態にするといったことを訓練していました。

私の戦略としては、事例Ⅰは足切り回避、事例Ⅱで60点確保、事例Ⅲ、Ⅳで合格点稼ぎと思っていました。
結果は事例Ⅳが散々な結果でした。ただ他の事例がカバーしてくれたことでなんとか合格を勝ち取ることができました。

主観的ではありますが、どういう会社かを頭の中でイメージすることができる状態だと、スラスラ解答が書けるような気がします。
最後の追い込みは、イメージ力向上と極度の緊張状態を意識した対策等もやっておくといいかもしれませんね。

あと3週間、悔いのないように頑張ってください。

*失敗はしましたが事例Ⅳについても、どこかのタイミングで紹介したいと思います。